2012年11月05日

一斗缶ロケットストーブをつくってみました

2012年11月4日@長野市

自然エネルギー長野北信地域協議会の有志が集まって
一斗缶を利用したロケットストーブづくりを行いました。
これらのロケットストーブは、12月1日に栄村で開催する「自然エネルギー学校」の
教材として使用する予定です。


【材料】
・一斗缶
・ステンレス煙突エビ曲(直径120㎜) @850円
・ステンレス煙突直管(直径120㎜) @820円
・パーライト(園芸用の発砲体) 一袋458円
・レンガ2個(五徳として使用) @98円
・鉄板(おせんべいの缶をカット)




煙突とレンガは綿半(ホームセンター)で、パーライトはコメリで購入しました。


大型カッター、金切はさみ、缶切りなどをつかって
一斗缶のふたを取るところからスタート。




煙突(エビ曲)を一斗缶にセットするための穴あけです。








みなさん童心に帰ってワイワイと工作。






どうにか4セット、一斗缶に煙突を通しました。




焚口部分になる直管を適当な長さに切って取り付けたら、
断熱材代わりにパーライトを周りに入れます。











焚口には、鉄板を入れて空気の通り道を確保します。
五徳代わりにレンガをおいて、いよいよ着火。




焚口に入れたのは小枝と少しの薪だけでしたが、
火をつけた途端、ゴーッという音とともにどんどん空気が吸い込まれ
上昇気流に乗った炎が集まって、一斗缶の上から噴き出して来ました。



お湯もすぐに沸きましたよ!
大成功です!




この日は、焚口にT曲を使ったタイプも燃焼実験してみました。
この場合は、空気の落差をつけるために煙突部分は長い方が良いようです。
バーントンネルからヒートライザーに吸い込まれていく炎の様子がよくわかりますね。






一斗缶を使ったシンプルな構造のストーブですが、
実際に作ってみるとロケットストーブのしくみを理解できます。


これらの一斗缶ストーブを使った「自然エネルギー学校」は
12月1日に栄村にて開催します。
どなたでも参加できますので、ぜひどうぞ!

北信州自然エネルギー学校 「森のエネルギーで遊ぼう!」
◇開催日時:平成24年12月1日(土)  13:00~16:00
◇会 場:北野天満温泉(栄村)

◇参加費 無料
◇定員:40名(小中学生)おとなの付き添い自由
 ※見学のみの参加もOKです。

◇主催:自然エネルギー長野北信地域協議会
◇協力:栄村、栄村教育委員会

お問い合わせ、申し込み
自然エネルギー長野北信地域協議会
    担当:亀山、中村、太細
メール co2bank@nifty.com



一斗缶ロケットストーブワークショップレポートは小田切奈々子でした。


  
Posted by 自然エネルギー長野北信地域協議会 at 15:52Comments(0)活動レポート